路地猫のらくらくさんぽ

発達障害でもらくらく生きる

傾聴ということ

発達障害者の茶話会はいつも少人数でゆったりとおしゃべりしています。

参加者は3人から10人くらい。

ときには2人きりでじっくり話すこともありました。

 

人と親しくなることは楽しいし、新しい刺激や気づきもあって、お互いにプラスになっていると思います。

ただ、1対1で話す場合、相手の悩みや辛さを親身になって聴くほど、受け答えに自分の価値観が入ってしまいます。

それぞれの「わかってほしい」という気持ちがぶつかり合って興奮ぎみになってしまうこともありました。

 

「みんなが安心して交流できる居場所」のつもりなのに。

 

私は傾聴というスキルが貧弱でした。

ただフンフンと人の話を聞くくらいにしか考えていませんでした。

勉強が必要だと痛感しました。

 

『傾聴』という技術はとても奥が深いものです。

なにより100%相手の目線でいつづけることが必要です。

知識だけでなく、洞察力や臨機応変な対応力も必要になります。

そして向上していくには何度も何度も繰り返し実践していくしかありません。

 

 

ほんの入り口まで勉強しただけですが、自分の意識が変わったのでしょうか。

茶話会では相手が自然体で話しいると感じるようになり、会話がスムーズになりました。

 

そして不思議なことに、相手の方が自ら答えにたどり着くようです。

ご本人は気づいてないかもしれませんが、今まで話してきた内容を自分でまとめて、一歩離れて見ることができてるんです。

 

 

世間の当事者会の内容はいろいろなものがあるようですが、『香り工房』の茶話会は

このスタイルでいいと思いました。

 

こんな関わり方がだんだんと定着してみんなが自然にそうするようになって、私が思い描いている「誰かが誰かの居場所になる」交流会にして行きたいです。